Excelを使った演習付「初歩から学ぶ乾燥技術」講座開催のご案内

 ※ 諸事情により開催中止いたします

 ”乾燥”は工業、農業、水産業など多くの分野で行われていますが、対象の材質、形状が多種多様であるため、それに応じた乾燥方法、乾燥機を用いる必要があります。これらの技術を専門に学ぶ機会は少なく、乾燥不足、変形、エネルギー関連まで幅広い問題を生じるおそれもあります。本セミナーでは、Excelによる演習を交えて、乾燥の基礎 からトラブル対策まで体系的に学びます。 
昨年度、松江にて開催したところ、好評につき、本年度は浜田で開催いたします。

セミナー開催概要(予定内容)

★:Excelによる演習

1.乾燥は、どのように進むか 《乾燥の基礎》
(1) 乾燥による重量と温度の変化
(2) 乾き基準含水率と湿り基準含水率
(3) 乾き基準含水率を使うのは、なぜか
(4) 定率乾燥期間と減率乾燥期間
(5) 乾燥特性曲線 ― 乾燥速度と含水率の関係
(6) 限界含水率と平衡含水率 ― 温度と相対湿度の影響
(7) 定率乾燥速度の表し方
(8) 定率乾燥速度は材料によらない ― 外的要因で決まる
(9) 定率乾燥期間があるのは、なぜか ― 湿り材料内の水分移動 

2.湿った物質は、なぜ乾くか 《湿度の話》

(1) 湿度とは何か ― 相対湿度と絶対湿度
(2) 空気に含まれる水蒸気には限界がある
(3) 飽和水蒸気圧の求め方
(4) 相対湿度(関係湿度)
(5) 絶対湿度
(6) 湿度図表 ― 絶対湿度と相対湿度の関係
(7) 湿球温度と断熱冷却線(等湿球温度線)
(8) 湿度図表を使って湿球温度を読みとる
(9) 湿球温度を計算によって求める
(10) 露点

3.湿った物質を早く乾かすには 《乾燥速度の話》
(1) 定率乾燥速度を早くする ― どういう対策が考えられるか
(2) 熱風の風速を上げて乾燥を速める
(3) 熱風の温度を上げて乾燥を速める  
(4) 材料を小さく砕いて乾燥を速める
(5) むやみに早く乾かすのは、問題だ ― 限界含水率が大きくなる
(6) 早く乾かすと限界含水率が大きくなる理由
(7) 材料によって限界含水率が異なる理由
(8) 粉粒体の熱風乾燥 ― 粉粒体に特有な問題

4.乾燥の事例と乾燥機の選び方 《乾燥機の話》
(1) 乾燥操作の種類と乾燥機の選び方
(2) 液状材料の乾燥 ★ 
(3) 粉粒状材料の乾燥
(4) 熱に弱い材料の乾燥 
(5) 固有形状材料の乾燥
(6) シート状・塗装・塗布物の乾燥
(7) スラリー状・泥状材料の乾燥
(8) 特殊な乾燥方法
(9) 空気の乾燥(除湿)

5.省エネルギー・トラブル・安全対策 《乾燥機のトラブル対策の話》
(1) 乾燥前の省エネルギー対策
(2) 乾燥機の省エネルギー対策
(3) 乾燥機のトラブル対策 
(4) 乾燥機の安全対策
(5) 乾燥にかかわる災害

6.乾燥機の性能評価と設計 《乾燥機の設計の話》 
(1) 乾燥機の熱収支(簡易法) 
(2) 乾燥に必要な熱量の概略値 ★ 
(3) 材料に伝わる熱量の概略値
(4) 伝熱容量係数の概略値 
(5) 回分式乾燥機の性能評価  
(6) 連続式乾燥機の性能評価  
(7) 回分式乾燥機の設計(簡易法)
(8) 連続式乾燥機の設計(簡易法)
(9) 液滴の蒸発 ― 湿球温度
(10) 湿り材料の非定常熱・物質移動の解析 ― 水膜の乾燥
(11) 湿り材料の非定常熱・物質移動の解析 ― 乾燥解析の基礎 ★  

講師

中村正秋(なかむらまさあき)先生 <工学博士>
中村正秋技術事務所 所長 (http://ntechx.com/)

[略歴]
1965年 名古屋大学卒業(工学部化学工学科)
1970年 名古屋大学大学院博士課程満了(工学研究科化学工学専攻)
1982年8月~1984年3月 Research Associate, National Research Council, Canada
1994年 名古屋大学教授(工学部分子化学工学科)
1997年 名古屋大学大学院教授(工学研究科分子化学工学専攻)
2004年 名古屋大学大学院教授(工学研究科化学・生物工学専攻分子化学工学分野)
2006年 名古屋大学名誉教授
2006年5月 中村正秋技術事務所所長 専門は化学工学(伝熱工学、反応装置工学、資源・環境学)

[主な著書]
初歩から学ぶ乾燥技術(共著)、分離技術ハンドブック(共著)、セラミックマシナリーハンドブック(共著)、化学工学ハンド ブック(共著)、粉体工学ハンドブック(共著)、化学反応操作(共著)、移動層工学(共編、共著)

 書籍

副読本として、講師著書の【はじめての乾燥技術】(日刊工業新聞社)を使用します。※本書は参加費に含まれます。 

対象者 

設計、開発、生産技術、製造、品質管理 

日時

平成29年10月12日(木) 10:15~17:00

会場

いわみぷらっと 
浜田市相生町1391-8 (JR浜田駅より徒歩約10分)

参加費

3,000円
(お支払い方法は、お申込書に記載の連絡者様あてに後日連絡いたします。)

定員

20名(先着順)※県内受講者優先です。
(受講の決定は、お申込書に記載の連絡者様あてに通知いたします。)

申込方法

お申込みフォームまたは、下記の申込書に記載のうえFAX、又はEメールにてお申し込みください。

pdfファイル「申込書」をダウンロードする(PDF:499kB)

pdfファイル「開催案内」をダウンロードする(PDF:1.6MB)

 

申込締切

10月5日(木)

携行品

ExcelがインストールされているノートPC,当日CD-Rを配布します。

 

主催/協力機関

(公財)しまね産業振興財団/島根県産業技術センター

◇お問い合わせ◇

(公財)しまね産業振興財団
経営支援課 杉原・山中
電話:(0852)60-5115
FAX:(0852)60-5116
E-mail:con@joho-shimane.or.jp