「EMI試験の効率化、EMS試験の重要性」開催のご案内【オンデマンド配信】

電子機器の開発の中で、商品化直前に行われるEMC(電磁両立性)試験は、設計段階から対応策を考えておかないと、後戻りが大きく、適合が難しい試験の一つです。EMC試験にはEMI(エミッション)試験とEMS(イミュニティ)試験があり、エミッション試験に関しては多くの国や地域で規制が行われており、不要な電磁波を許容値以下にする必要があります。イミュニティ試験に関しては医療機器など一部の製品を除いて法的には要求されないことが多い状況です。ただし、欧州に出荷する製品に義務付けられているCEマーキングでは、EMC指令があり、電磁波を発する、あるいは電磁波の影響を受ける製品は、このEMC指令に適合することが義務付けられています。欧州に出荷しなくても、ユーザ仕様として客先から要求されることもあります。また要求がなくともイミュニティ試験をせずに市場でトラブルになり、淘汰された場合、ブランドイメージの失墜は避けられません。

本セミナーでは前半で令和3年に他県に先駆けて島根県産業技術センターに導入したEMIレシーバを用いた効率的なエミッション測定について説明し、後半ではイミュニティ試験の重要性を説明します。

 

講座内容

【1】従来の測定方法とその限界

【2】最新EMIレシーバ「PXE」の新機能

【3】従来の測定器との違い

【4】イミュニティ試験の重要性

※「イミュニティ試験の重要性」は、2022年2月に実施した「放射・伝導イミュニティ(EMS)試験技術講座」にて配信した動画と同様の内容です。

講師 

中村 哲也 氏(株式会社東陽テクニカ ワンテクノロジーズ・カンパニー)


配信期間

令和7年1月15日(水)9:00~2月14日(金)23:59
※動画の再生時間は約1時間10分です。各社で適宜ご視聴ください。

開催形式

オンデマンド配信

【受講上の注意点】
 ・今回のご受講には、PC・スピーカー・インターネット回線等、インターネット動画視聴のための環境が必要です。
 ・視聴に関するPC等のトラブルは当財団では保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。
 ・本講座資料は、講座受講の用途でご利用ください。
 ・講義中の動画及び本講座に関連する内容のビデオ撮影、録音、写真撮影、スクリーンショット、SNSなどへの投稿を固くお断り申し上げます。

 

対象者 

電気製品、医療機器、情報機器の開発、設計、評価でEMC試験を担当されている方

前提知識

電子回路の基礎知識、電磁気やノイズに関する基礎的な知識があると理解が深まります。

習得知識

・最新のEMIレシーバを使用した効率的な測定方法
・イミュニティ(EMS)試験の重要性

参加費

無料

 

申込方法 

こちらからお申込みください。
※お申込みの際は、上記お申込みフォームに記載の【注記】を必ずご確認ください。
pdfファイル「チラシ」をダウンロードする(PDF:1.2MB)

【受講の決定連絡について】
受講の決定、動画の視聴方法については、申込連絡者様および参加者様宛にメールにてご連絡いたします。
 ・1/9までにお申込みの場合:1/10にご連絡いたします。
 ・1/10以降にお申込みの場合:申込日より2営業日以内にご連絡いたします。
※上記期間を過ぎても連絡が届かない場合には、お手数ですが下記のお問合せ先までご連絡をお願いいたします。 



申込締切

令和7年2月10日(月)17:00

その他

・本講座は雇用調整助成金等の助成金の対象となる場合がございます。詳細は最寄りのハローワーク等にご確認ください。

主催/協力機関

(公財)しまね産業振興財団/島根県産業技術センター

◇お問い合わせ◇

<申込み等に関すること>
(公財)しまね産業振興財団
創業・人材支援課(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
FAX:(0852)60-5116
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp

<講座の内容に関すること>
島根県産業技術センター
電子・電気技術科(担当:大垰・寺本)
TEL:0852-60-5138(直通)

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