「県内中小食品製造業者のための生産性向上技術講座 食品包材の可能性編」開催のご案内

円安による原料高騰や人手不足により食品製造業者にとって厳しい状況が続いており、ロス削減による歩留まり向上、製造工程の数値化、品質管理による賞味期限の延長など生産性向上対策が注目されています。今講座では事業者が抱える様々な技術的な課題に対して、専門家を招聘しセミナーにより解決の端緒となることを目指します。
今回は、賞味期限延長にもつながる包装容器の可能性について取り上げ、社会課題である食品ロスを包装容器で解決に取り組む日本女子大学 北澤 裕明 准教授をお迎えし加工食品と包装材について解説をします。

 

講座内容

講 義
 ・食品包装の機能と役割
  包装が持つ基本的な役割、事例紹介
 ・食品包装設計の事例
  生鮮物も含めた食品の包装設計、事例紹介
 ・食品ロス削減のために包装ができること
  包装の「保護性」以外の役割による食品ロス削減の可能性等

実 習(講師の実演を見学していただきます。)
 ・簡易衝撃測定
 ・青果物の呼吸測定

 

講師 

北澤 裕明 氏(日本女子大学 食科学部 准教授)
【経歴】
島根大学大学院生物資源科学研究科を修了した後、鳥取大学大学院連合農学研究科を修了し、博士(農学)を取得。その後、農林水産省所管の研究法人に16年間勤務し、青果物の包装設計に関する研究業務に従事。その間、神戸大学大学院海事科学研究科に社会人学生として在籍。包装設計のための損傷評価理論の構築により、博士(工学)を取得。我が国において食品包装に関する教育・研究に携わる大学が非常に少ないことに危機感を抱き、2023年日本女子大学家政学部に着任し「食品学・食品包装学研究室」を開設。2025年4月より現職。日本包装学会・理事、(一社)日本食品包装協会・評議員代表、(公社)日本包装技術協会「食品流通・包装懇話会」・会長

 

対象者 

中小食品製造業者・食品関連業者

 

日時

令和7年6月27日(金)13:30~16:30(受付13:15~)

 

会場

(1)メイン会場:テクノアークしまね 会議室(松江市北陵町1番地)
(2)サテライト会場:いわみぷらっと 会議室
(浜田市相生町1391-8 シティパルク浜田)
※メイン会場での講義をライブ中継し、サテライト会場にてご覧いただきます。マイクを通して質問も可能です。

 

参加費

無料

 

定員 

(1)30名
(2)20名
※いずれも先着順、県内企業優先

 

申込方法 

お申込みフォームまたは下記の申込書に必要事項をご記載のうえ、EメールまたはFAXにてお申込みください。
※メールにて受講決定通知書をお送りいたしますので、連絡者のメールアドレスは必ずご記入ください。
※お申込みの際は、チラシ裏面もしくは申込みフォームに記載の【注記】を必ずご確認ください。
pdfファイル「チラシ」をダウンロードする(PDF:1.7MB)
pdfファイル「申込書」をダウンロードする(PDF:777kB)

※ご受講の可否については、申込締切(6/10)後の2営業日以内に申込み連絡者様宛てにご連絡をいたします。
 講座開催日の2日前までにご連絡が届かない場合には、お手数ですが下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

 

申込締切

令和7年6月18日(水)17:00

 

その他

・本講座は雇用調整助成金等の助成金の対象となる場合がございます。詳細は最寄りのハローワーク等にご確認ください。

 

主催/協力機関

主催:公益財団法人しまね産業振興財団
協力機関:島根県産業技術センター

 

お問い合わせ

<お申込み等に関すること>
公益財団法人しまね産業振興財団
創業・人材支援課(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
FAX:(0852)60-5116
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp

<講座の内容に関すること>
島根県産業技術センター(担当:渡部)
電話:(0852)60-5153
FAX:(0852)60-5136
E-mail:swatana@shimane-iit.jp

ページトップ