「設計意図を伝える寸法公差図面の描き方」講座開催のご案内
製図業務のスキルアップをお考えの若手設計者にお勧めのコースです。
設計者のアイデアを正確に作製者に伝えるためのルールとしてJIS製図があります。しかしルールさえ守れば良い図面が描けるでしょうか?いえいえ、良い図面には設計者の魂が入っています。この設計者の魂こそが寸法基準であり、寸法公差であり、幾何公差なのです(副読本前文より)。
本セミナーでは、製図業務を行っている方を対象に寸法公差について学び、設計者が考えた通りのものづくりを行うための図面の描き方を習得します。
講座内容
Ⅰ.サイズ公差の使い方
Ⅱ.公差クラス記号の意味と使い方
Ⅲ.表面粗さ記号
Ⅳ.設計製図演習
Ⅴ.公差検討テクニック
※副読本として図面って、どない描くねん! (第2版) -現場設計者が教えるはじめての機械製図】(日刊工業新聞社)を使用します。※本書は参加費に含まれています。
講師
今井 誠 先生(株式会社リッジリフト 代表取締役)
日本技術士会(正会員)、千葉工業大学技術士会(理事)
[略歴]
大学卒業後、機械系メーカーや特許事務所を経験の後、2020年に「やなか技術士事務所」代表として独立。型彫放電加工において、微細深穴加工、超硬材や脆性材の加工技術の開発を行うとともに、型彫放電加工においてネックであった生産性の低さを、電極の成形時間及び再整形時間に着目し、WEDG法(ワイヤー放電加工の一種)を活用することでこれらの時間を短縮し、生産性の向上を図る。WEDG法を導入するにあたっては、型彫放電加工機に設置するためのWEDG装置を発案、設計、製作、評価までを一貫して担当している。
また、工業用ダイヤモンド、サファイア等の工業用宝石の加工方法等の開発経験から、幅広い加工技術及び社内加工設備の設計、試作、評価までの製造技術全般を得意としている。
近年では、3Dプリンターに着目し、FDM型及びSLA型の3Dプリンターの導入経験及び3Dプリンターについて広く知識を有しており、企業等における3Dプリンターの導入支援を行っている。
[資格]
技術士(機械部門)、エックス線作業主任者、研削といし特別教育、3次元CAD利用技術者試験2級、3Dプリンター活用技術検定
対象者
・製図業務を行う若手技術者
・スキルアップしたいCADオペレータ
・若手育成スキル向上や自身の業務見直しをお考えの中堅、ベテラン技術者
開催日時
令和7年9月10日(水)10:00~17:00(受付 9:30~)
会場
(1)メイン会場:テクノアークしまね 大会議室(松江市北陵町1)
(2)サテライト会場:いわみぷらっと 会議室(浜田市相生町1391-8 シティパルク浜田)
※メイン会場での講義をライブ中継し、サテライト会場にてご覧いただきます。
参加費
3,300円(税込)/人
※講座終了後、請求書を郵送いたします。
定員
(1)メイン会場:30名
(2)サテライト会場:20名
※いずれも県内企業優先
申込方法
お申込みフォームまたは下記の申込書に必要事項をご記載のうえ、FAXまたはEメールにてお申し込みください。
※お申込みの際は、チラシ裏面もしくはお申込みフォームに記載の【注記】を必ずご確認ください。「チラシ」をダウンロードする(PDF:1.9MB)
「申込書」をダウンロードする(PDF:904kB)
【注意点】
・上記お申込みフォームにて4名以上お申込みの場合は、人数に合わせて複数回ご入力いただき送信してください。
・ご受講の可否については、申込締切(8/29)後の2営業日以内にメールにてご連絡をいたしますので、連絡者のメールアドレスは必ずご記入ください。
(講座開催日の3日前までにご連絡が届かない場合には、お手数ですが下記のお問い合わせ先までご連絡ください。)
・受講決定後にキャンセルされる場合は、受講料を請求させていただき、講座で使用するテキスト類を送付いたします。予めご了承ください。
申込締切
令和7年8月29日(金)17:00
主催
(公財)しまね産業振興財団
◇お問い合わせ◇
(公財)しまね産業振興財団
創業・人材支援課(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
FAX:(0852)60-5116
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp