「信頼性技法と加速試験の基礎」講座開催のご案内【オンライン】※募集は終了しました

※募集は終了しました。

 

 近年、様々な製品で小型化、薄型化、軽量化、高機能化が求められており、その製品に搭載される部品や部材まで微細加工や超薄型化されています。一方、微細加工や薄膜素材の積層などでパターン間や素材間の電界強度が大きくなると市場でのトラブルが増加することが懸念されます。最近の事例に見られるように、製品安全につながる信頼性問題の発生は企業業績に大きな影響を与えるため、製品開発段階で信頼性を確実に造り込むことが求められています。製品開発段階で確実に信頼性を作りこむためには、信頼性を効率的かつ効果的に確認する信頼性試験の実施が必要です。さらに短期開発に対応するためには加速試験が必要になります。
 本講座では信頼性の高い製品を設計・評価するために、信頼性の基礎知識から信頼性の評価によく使われる技法、信頼性加速試験の設定の仕方、市場での耐用寿命の推定の仕方について学んでいただくことができます。

 

講座内容

1.信頼性の基礎
 1)信頼性とは
 2)実際の市場トラブルと使用時間との係り 
 3)未然にトラブルを防ぐための考え方
 4)誤って使ってしまう信頼性の考え方

2.よく使われる信頼性技法 

 1)信頼性解析によく用いられるデータの分布(正規分布、ワイブル分布) 
 2)正規分布を用いた工場データのばらつき解析
 3)ワイブル分布を用いた加速試験データの解析

3.加速試験の基礎
 1)基本的な劣化速度加速モデル 
 2)温度による劣化速度加速モデル式の推定法(アレニウスモデル) 
 3)1年を通した市場温度から市場平均温度の推定の仕方

8月23日(火)ライブ配信で質疑応答を行います。 
 オンデマンド視聴後にいただいた質問や、動画内で説明できなかった部分の解説を行います。奮ってご参加ください。



講 師 

本山 晃 氏 (M.A信頼性技術オフィス 代表)
1977年松下電工株式会社入社。2014年Panasonic株式会社退職後、2015年M.A信頼性技術オフィス設立。2017年10月-2021年3月までJAXA社外専門委員を務める。日本信頼性学会では関西支部顧問として信頼性試験研究会、故障物性研究会で活動。

 

対 象 者 

■ 製品・回路設計、製品評価・実験、および品質保証業務に携わっている技術者。
■ 最近、信頼性評価や試験業務に携わった方々には特に有益です。

 

前提知識

Excelを使用できることが望ましい。

習得知識

■ 信頼性の基本(数と時間の問題)を認識できるようになる。
■ 製造工程での品質のバラツキ度合いを数値化できるようになる。
■ 製品に期待される耐用寿命を満たしているかを数値で把握できるようになる。

開催形式

インターネットオンデマンド配信(事前収録)
【配信期間】令和4年8月1日(月)9:00~19日(金)17:00
※動画の合計再生時間は約5時間です。(各社で適宜ご視聴ください。)


質疑応答インターネットライブ配信
【実施日】令和4年8月23日(火)10:00~11:00(Zoomにて実施)
※ライブで講師に直接質問できます!

動画をご視聴いただき、質疑応答にご参加ください。

【受講上の注意】
・本講座資料は、講座受講の用途でご利用ください。
・講義中の動画及び本講座に関連する内容のビデオ撮影、録音、写真撮影、スクリーンショット、SNSなどへの投稿を固くお断り申し上げます。
・動画視聴に関するPC等のトラブルは、当財団では保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。


参 加 費

無料
※受講条件:島根県内に事業所を有する企業等であること

 

申込方法 

※募集は終了しました。

こちらからお申込みください。
pdfファイル「チラシ」をダウンロードする(PDF:810kB)

受講の決定および動画の視聴方法については、申込連絡者様宛にご連絡いたします。

【受講の決定連絡について】
◆7/28までにお申込みの方:7/29中にご連絡いたします。
◆7/29~8/17までにお申込みの方:翌営業日12:00までにご連絡いたします。
上記期間を過ぎてもご連絡が届かない場合には、お手数ですが下記のお問合せ先までご連絡をお願いいたします。 


申込締切

令和4年8月17日(水)17:00
(配信期間中も随時受付を行いますが、早めのお申込みをお勧めします。)


その他

本講座は、雇用調整助成金等の助成金の対象となる場合がございます。詳細は最寄りのハローワーク等にご確認ください。

主催/協力機関

(公財)しまね産業振興財団/島根県産業技術センター

◇お問い合わせ◇

<申込み等に関すること>
(公財)しまね産業振興財団
創業・人材支援室(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
FAX:(0852)60-5116
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp

<講座の内容に関すること>
島根県産業技術センター
担当:川島・大峠
TEL:(0852)60-5138(直通)

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