「実践で学ぶ パワーエレクトロニクス回路とノイズ低減技術講座」開催のご案内 ※募集は終了しました

※募集は終了しました 

現在の私たちの生活を支える家電製品や情報・映像機器、自動車、さらにはそれを製造する生産設備に至るまで、その動作には必ずと言っていいほどACアダプタやインバータなどの電力変換器つまりは電源が使われています。それらの機能を実現しているのはパワーエレクトロニクスと呼ばれる半導体を用いた電力変換技術です。パワーエレクトロニクスはとても便利な技術ですが、原理上必ず電磁ノイズが発生するという問題があり、時に製品の開発・設計を行う技術者の悩みの種となることがあります。
 本講座では、パワーエレクトロニクス分野の技術動向から、パワーエレクトロニクス回路の基本、そこで発生する電磁ノイズの基本とその抑制法に至るまで、講義や演習を通して習得し、さらに実際の回路を用いたノイズ減衰の実験を行うことで、実践も通して網羅的に学んでいただくことができます。

 

講座内容

1.パワーエレクトロニクス分野の技術動向

2.パワーエレクトロニクス回路の基本

3.高周波スイッチングの利点とその弊害

4.伝導ノイズの基本とその抑制法

5.昇圧コンバータの回路動作実験

6.ノイズフィルタ搭載による伝導ノイズ減衰実験

※途中で演習があり、Microsoft Excelや関数電卓を使用します。
※実験はグループに分かれて実施します。

 

講師 

今岡  淳  氏(名古屋大学 准教授)

2013年に株式会社パワエレアカデミー (島根大学発ベンチャー企業) の立ち上げサポートとして事業参画、2015年に島根大学大学院 総合理工学研究科 博士後期課程修了し学位を取得、同年より九州大学大学院 システム情報科学研究院 助教、2018年に名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 助教、2021年より同大学 未来材料・システム研究所 准教授。学会活動に加えて、テクノフロンティアセミナーなど数多くのセミナー講師としてご活躍されている他、多数の書籍やコラムも執筆。

 

対象者 

・電源回路やインバータに使われている技術に興味がある方
・スイッチング電源やインバータを設計・開発される技術者
・EMI試験をしていて電源ノイズで苦労したことのある技術者

習得知識

・スイッチング電源やインバータの基本原理から最新動向
・スイッチング電源やインバータで電磁ノイズが発生する仕組み
・ノイズフィルタで電源ノイズが抑えられる仕組み

開催日時

令和5年12月1日(金)10:00~17:00(受付 9:30~)

会場

島根県産業技術センター 2階 プロジェクト研究室
(松江市北陵町1番地 テクノアークしまね)

参加費

2,000円(税込)/人
※お支払方法は、講座終了後申込書に記載の連絡者様あてに連絡いたします。


携行品

・筆記用具
・ノートパソコン(Microsoft Excelが使用できること)
・関数電卓(パソコンのアプリでも可)

定員 

16名(先着順)
※受講条件:島根県内に事業所等を有する企業であること

申込方法 

こちらからお申込みください。
※お申込みの際は、上記申込みフォームに記載の【注記】を必ずご確認ください。
pdfファイル「チラシ」をダウンロードする(PDF:657kB)

※ご受講の可否については、申込締切(11/22)後の2営業日以内にお申込み連絡者様及び受講者様宛てにメールにてご連絡をいたします。
(講座開催日の2日前までにご連絡が届かない場合には、お手数ですが下記のお問い合わせ先までご連絡ください。)
※受講決定後にキャンセルされる場合は、受講料を請求させていただき、講座で使用するテキスト類を送付いたします。予めご了承ください。

申込締切

令和5年11月22日(水)17:00

その他

・本講座は雇用調整助成金等の助成金の対象となる場合がございます。詳細は最寄りのハローワーク等にご確認ください。
・新型コロナウィルス感染症対策について、国や県の対応に順じて実施する予定です。なお、感染状況によっては講座の延期や中止になる場合がございます。予めご了承ください。

主催/協力機関

(公財)しまね産業振興財団/島根県産業技術センター

◇お問い合わせ◇

<申込み等に関すること>
(公財)しまね産業振興財団
創業・人材支援室(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
FAX:(0852)60-5116
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp

<講座の内容に関すること>
島根県産業技術センター
電子・電気技術科(担当:川島・大峠)
TEL:0852-60-5138(直通)

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