「IoT最前線 通信技術活用講座」開催のご案内【オンデマンド配信】※募集は終了しました
※募集は終了しました
IoTの進展により、有線・無線問わず様々な通信方式が登場しています。しかしながら、IoT/M2Mの通信は、目的・用途やシステムの特性に適合した、通信方式やプロトコルを採用しないと、つながらない、電池が切れる、信頼性に劣るなどの「使えないシステム」になることもあります。現在、各方面でのDX(Digital Transformation)が進められており、その基幹技術であるIoTも、活用範囲が拡大し多様化しています。そのため、IoTの導入には目的・用途に適合した通信方式やプロトコルを選択する必要があります。本講座では、IoTを活用するために知っておきたい基礎知識について解説します。
講座内容
【1】DXとIoT
・DX(Digital Transformation)とIoT、AI、RPA(robotic process automation)の関係
・CFS(サイバーフィジカルシステム)とIoT
【2】多様化するIoTと通信
・多様化するIoT
身の回りの小さなIoTから産業用、社会システムまで
・用途が異なれば、随分違うIoT
<運用> 移動体/固定運用
<電源と省電力>商用電源駆動/電池駆動
<デバイスの数>少数/多数 1:1/多:1/多:多
<通信の特性> 方向:上りのみ/下りもあり データ量:少量/大量、
<データの特性>データの発生:連続/周期的/イベント駆動、
間隔:長周期/短周期 データの量:少/多 など
【3】IoTの通信
・IoT通信の全体像
・モノとアプリやサービスとをつなぐIoTの通信プロトコル
HTTP,MQTT,CoAP、AMQPなど
・モノと上位システムをつなぐデータリンク
・有線通信
イーサネット、各種産業用イーサネット、 TSN、PLC、PoE等の電力供給
・無線通信(1) アンライセンスバンド
LPWA(Lora,SigFox, Zeta等)、Zigbee、BLE、Wi-Fi、Wi-SUN等
・無線通信(2) ライセンスバンドとモバイル回線網
ライセンスバンド系LPWA(NB-IoT), LTE Cat1,M1 5G
・特定用途、業界に特化したIoTの通信
・省電力・エネルギーハーベストに特化した無線 EnOcean
・スマート工場用のOPC-UA、防爆や信頼性を考慮したISA100.11a、
・HMES用のECHONET Lite及びWi-SUN 次世代スマートメータ
・スマートホーム用の業界統一規格Matter などの概要
【4】IoTの通信で注意すべき事項と取り組み方
・パフォーマンス(伝送距離、速度)、省電力設計、信頼性
・システムライフサイクルと継続性
・電波の注意事項 2.4GHz無線の混雑・干渉、5GHz帯、920MHz帯の注意事項
・障害発生時の影響とバックアップ体制
・IoTのセキュリティ
・これからの取り組み方
講師
久保 幸夫 氏(トライアングルエレクトロニクス 代表)
関西の大手私鉄系のエンジニアリング会社にて、鉄道系システムのエンジ二アリング業務に従事し、スタンドアローンの機械をネットワーク化するなどの業務を担当。その後、通信ネットワーク関連の業務が多くを占めるようになり、2001年にフリーのエンジニアとして独立。ITや組み込み技術関連のセミナー講師や執筆を始め、 現在に至る。
CQ出版、電波新聞社、オーム社、日経BP社などの雑誌、書籍等に 多数寄稿。おもな著書は、雑誌連載 電気と工事、電子工作マガジン、日経ネットワーク(2003年~2019年)、ラズパイマガジンなど。
【保有資格】情報処理技術者(ネットワークスペシャリスト、情報セキュリティスペシャリスト、エンベデッドシステムスペシャリスト他多数)、通信系(電気通信主任技術者、工事担任者総合種他)電気系(第3種電気主任技術者、第2種電気工事士) など。
配信期間
令和6年8月1日(木)9:00~8月31日(土)23:59
※動画の合計再生時間は約5時間半です。各社で適宜ご視聴ください。
開催形式
オンデマンド配信
【受講上の注意点】
・今回のご受講には、PC・スピーカー・インターネット回線等、インターネット動画視聴のための環境が必要です。
・視聴に関するPC等のトラブルは当財団では保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。
・本講座資料は、講座受講の用途でご利用ください。
・講義中の動画及び本講座に関連する内容のビデオ撮影、録音、写真撮影、スクリーンショット、SNSなどへの投稿を固くお断り申し上げます。
対象者
・電気通信技術に関する知識を得たい方
・IoTを活用し始めた方で、通信技術を活用していきたいとお考えの方
・IoT機器の開発、設計をされる方
習得知識
・IoTで利用される通信技術の種類や基礎知識
・IoTで利用される通信技術の最新動向
・IoTの運用に関する基礎知識、注意事項等参考情報
受講条件
島根県内に事業所等を有する企業であること。
※県外事業所勤務の方が参加される場合は、県内の事業所の方を申込み担当者(連絡者)にしてお申込みください。
受講料
無料
申込方法
※募集は終了しました
お申込みフォームまたは下記の申込書に必要事項をご記載のうえ、FAXまたはEメールにてお申し込みください。
※お申込みの際は、チラシ裏面もしくは申込みフォームに記載の【注記】を必ずご確認ください。「チラシ」をダウンロードする(PDF:454kB)
【受講の決定連絡について】
受講の決定、動画の視聴方法については、申込連絡者様および参加者様宛にメールにてご連絡いたします。
・7/29までにお申込みの場合:7/30以降にご連絡いたします。
・7/30以降にお申込みの場合:申込日より2営業日以内にご連絡いたします。
※上記期間を過ぎても連絡が届かない場合には、お手数ですが下記のお問合せ先までご連絡をお願いいたします。
申込締切
令和6年8月26日(月)17:00
その他
・本講座は雇用調整助成金等の助成金の対象となる場合がございます。詳細は最寄りのハローワーク等にご確認ください。
主催/協力機関
(公財)しまね産業振興財団/島根県産業技術センター
◇お問い合わせ◇
<申込み等に関すること>
(公財)しまね産業振興財団
創業・人材支援課(担当:布野・新宮)
電話:(0852)60-5117
FAX:(0852)60-5116
E-mail:ihrd@joho-shimane.or.jp
<講座の内容に関すること>
島根県産業技術センター
電子・電気技術科(担当:大峠)
TEL:0852-60-5138(直通)